スワンのシュークリーム。
私は最近お店で見かけたこともなく、完全に昭和のレトロなお菓子だと思っていました。
が、有名な洋菓子店リリエンベルグの本を読んでいたら、今でも人気のお菓子としてショーケースに並んでいると紹介されていて不勉強さを反省。
それならお菓子教室のメニューにしてみようかと、試作したのが上の写真です。
本来不器用な私にとって、白鳥の頭と首を作るのはなかなか大変でした。
華奢に作れば作業の途中でポキっと折れてしまうし、頑丈に作れば白鳥というよりアヒル?
それもふまえて、生徒の皆さんには8個ずつのスワンシューのために20個の頭を絞り出してもらいました。
それだけあれば私も皆も安心です。
「先生、何か白鳥というより蛇みたいな‥」
「大丈夫。くちばしを付ければ」
「先生、自分が何を絞ってるか分からなくなってきました」
「大丈夫。少し目を離して見てみて」
思ったよりも大騒ぎでしたが、思いのほか上手にできました。
しかも、ホイップした生クリームを混ぜたおいしいカスタードクリームがたっぷりで、食べても美味しくできました。
アユも何かおいしい夢でも見ているのでしょうか?
笑いながら寝ているアユを見ていると、仕事の疲れも吹き飛んでいくのでした。