お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

半年ぶりの子どもクッキングと熊に遭った話

おととい、やっと地域の児童センターのお菓子教室が始まりました。

コロナの関係で半年遅れのスタートです。

 

正直なところ、今年度はないだろうと思っていました。が、児童や保護者からの要望もあって決断した、と聞いて嬉しかったです。

もちろん例年通りとはいかず、定員も減らし、お楽しみの試食も無しで持ち帰りとなります。



 

私も子どもたちも久しぶりなので、第一回目は簡単に作れるクッキーにしました。


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コーンフレークを加えたアメリカンクッキー。

溶かしバターを使うので、力もあまりいりません。

1年生が多いと聞いてそんなメニューにしてみました。

上にはマーブルチョコをのせて焼き上げます。

 

「いい匂いがする!」

「先生、余ったマーブルチョコはどうするんですか?」

 

ちょうど小腹がすく4時すぎです。皆、ちょっとだけでも味見したいだろうなあ‥というわけで、センターの先生とも相談し、余ったマーブルチョコは分けっこして、そうっと食べることにしました。内緒です。

 

これから2月まで、どうか無事に続けられますように。

コロナもインフルエンザもどうかどうか‥と祈るばかり。

 


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祈るばかりと言えば、昨日まさにそんな経験をしました。

 

お菓子教室に現れた本格的山岳ガールの生徒さんのお誘いを受け、本格登山に出かけたのは良かったのですが、まさか、まさか本当に熊に遭ってしまうとは!

見かけたのではありません。

至近距離3メートルでお会いしたのです。

 

メンバーは私含め3人。

登山道の少し広くなったところでお昼を食べていました。

ふと見ると、登山道を大きな熊がゆっくりとこちらに向かって歩いてくるではないですか!

それもすぐ近く、15メートルくらいです。

真っ黒でとても大きく、目はクリンとして意外にカワイイ‥そんなことを思ったのは、冷静だったからではありません。

その逆で、今目にしている光景があまりにも現実離れしていて、信じられなかったから。

どんどん距離が縮まって来ても、膝が震えてお弁当を持ったまま立ち上がることもできませんでした。

 

やるしかない‥単独登山が多い私は、熊スプレーをすぐに取り出せるようポシェットにぶらさげています。

震える手でストッパーを外し、振り向くと、何と熊は3メートルあるかないかまで近づいていました!

だめかも‥と思った時、熊は私の目の前で急に横を向いてハイマツの茂みの中に入っていきました。

 

た、助かった〜。

その後も膝の震えはなかなかおさまりませんでしたが、そんなことを言ってる場合ではありません。

なんとかザックを背負い、妙なハイテンションでとにかく歩き始めたのでした。

 

山小屋の管理人さんに話したら、他の登山者が上がってこないうちに熊スプレーの練習をしたらどうかと言われ、風向きを確認しながらやってみました。

私の熊スプレーには「用途 熊、悪人用」と書いてあります。

間違って自分が吸ったらどんなことになるかわかりません。

狙いを定めて(実際は誰もいないところに)シュッと一吹き。

思ったよりも軽くスプレーできることがわかりました。

 

「私もやってみたい」とメンバーの一人が言いました。

「どうぞどうぞ」 「シュッ」

 

その時です。

スプレーがどういう具合か、彼女の斜め後ろにいた私と管理人さんに少し飛んできたようで、「ゲホゲホ」「ハックシュン!」と咳とくしゃみが止まらなくなりました。

 

ナルホド‥‥スプレーはすごい威力だということを、思いがけず実感してしまいました。

 

登山歴40年でも熊に遭ったことがない、という人もいればわずか2年でこんな目にあう人間(私)もいる。 不思議ですね。

熊スプレーの練習はしましたが、もう会いたくないです!!