お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

冬山登山とコロナと子ども

 

 

 

山ガールになって1年半あまり。

いつか雪山登山に挑戦するかも、と軽アイゼンを買ったのはいいのですが、使う機会はありませんでした。

軽アイゼンとは、主に低山の雪山を登るための道具です。滑らないように6本の爪がついた板状のものを、登山靴にベルトで装着します。

本格登山のアイゼンは12本爪などがありますが、厳冬期の北アルプスを目指しているわけではないので、私には軽アイゼンで十分なのです。

 

というわけで、いつか使ってみたかった軽アイゼン、ついに今日挑戦してみようと出かけてきました。

目的地は誰でも登れるとある低山。

雪のない時期なら小学生が遠足で楽しく登れるくらいのところです。

 

アイゼンの装着の仕方は出かける前に1回練習したし、たぶん大丈夫。

雪が出てきたところで装着し、ウキウキと出発。

低山とはいえ、軽とはいえ、雪山でアイゼンなんて、私の山ガールぶりもずいぶん板についてきたなどと調子に乗りながら歩き始めたのは良いのですが、何分かするとアイゼンのかかとが外れてしまいました。

直してはまた外れ、を繰り返し、(サイズが大きかったのかなあ)などとよくわからないながらも山頂に到着。

雪がいっぱいでも陽の光と風の匂いが春めいて、お昼を食べてボーっとしていたら眠くなるほどポカポカしてきました。

下界はコロナウイルスで大変だけど、山の上でおいしい空気を吸っていると忘れてしまいます。

 

そういえば、今日は子どもたちが多いなあ、と気がつきました。

小さな女の子とお父さんとか、高校生と小学生の兄弟など、夏休みかと思うほど子どもが登ってきます。

もちろんアイゼンなんて着けず、長靴でひょいひょいと来るので「すごいなあ」と思ってしまいます。

ちらっと親御さんの足元を見て「あれ、何か私の軽アイゼンと形状が違う」と気がつきました。

ちょっと気になって、近くで休んでいる人の足元を観察すると…私のアイゼンだけが違っています。

 

やっと気がつきました。

装着の仕方がまったく間違っていました。

正しかったのは足先にはめるベルトだけ。これじゃ外れやすいのも当然なのでした。

ああでもわかって良かった!

おかげで下りはホイホイと、全く滑ることなく快適でした。

下りながら、もしかしたらコロナウイルスで人ごみに出られない子どもたちが、山に来ているのかもと思い至りました。

美味しい空気の中、どんどん歩いて体を使い、おいしくお弁当を食べて…自粛の嵐ですが、これはいいのではないかなあ。

どこも人が少なく空いているこの頃ですが、ふもとの駐車場は路駐も出るほど混んでいたのでした。