お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

桜のパンナコッタ

今日のお菓子教室では「桜の花のシロップ漬け」を使った美しいパンナコッタを作りました。


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キルシュ(サクランボのリキュール)をきかせたパンナコッタの上に、シロップ漬けの桜の花を浮かべたさわやかなゼリーを重ねました。

 

シロップ漬けの桜、最近知りました。

桜の製菓材料と言えば、塩漬けが定番だと思っていたのです。

塩抜きの時間がなかなか難しく、本を見ても20分、1時間、など様々です。

その点シロップ漬けは、美しい色のシロップも利用できてよい素材だと思いました。

高いけどね…いいなあと思うと高い、法則ですね。

 

凝固剤にはアガーを使いました。

海草由来のアガーは室温で固まるので、持ち歩いたり、おみやげにしたりしても安心です。

食感はゼラチンのよう。

私が一番好きなのはゼラチンですが、これからの季節にはアガーが便利です。


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泡立ても、複雑な配合もないシンプルなお菓子…だから油断したのでしょうか?

今日のメンバーはベテラン揃いでしたが、お一人、何か鍋の中の様子がおかしい…

「1分沸騰させたので、生クリームと牛乳入れますね!」

「はいお願いします」何が変なのか、よくわからないままそう答えて後ろのカウンターをふと見ると、そこには分量の砂糖とアガーを入れた容器がそっくりそのまま残っていました。

「あの、鍋の中はただのお湯なんじゃあ…」

「はあ?(先生、一体何を言っているのかしら)」

「カウンターに一つ残っているのは…」

「えっ、あーー!」

 

「ありえない~、あり得なさすぎて笑えます」と、みんなでその場で笑い飛ばしたものの、さあできたかな、と冷蔵庫から出したら一人だけしゃばしゃばの液体だった、なんていうことにならなくて本当に良かったです。

 

そしてその後は全員妙な緊張感で口数が少なくなりましたとさ。