お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

声の出ない先生と熱心な生徒のお菓子教室

先週風邪を引いてしまい、他に症状はないのだけれどただ一つ、どう頑張っても声が出ないのです。

かろうじて、ささやくようなかすれ声は出るのですが…

 

そんな中、どうしても予定を変更できない仕事、それは児童センターの子どもクッキングです。

 

「こういうわけで、みんなには申しわけないけど、先生の言うこと静かに聞いてね」

今にも倒れそうなおばあさんみたいな私の声に、みんなはちょっと呆然としていて、いつもみたいな元気な「はーい!」という返事はありませんでした。

 

(だ、大丈夫なの、これ?いやいや、やるしかない!しっかししろ!何とかなる、気がする)と、私の心の中も定まりません。

 

今日のメニューは「チョコレートクリームのカップケーキ」

しっとりフワフワのココアの生地に、チョコレートと生クリームで作った濃厚クリームをサンドします。

みんな春からがんばってきて、ずいぶん上達したのが嬉しくて、ちょっと凝ったメニューにしてみました。 声が出なくなるとも知らずに…

 

 

 

 

結果から申し上げれば、みんな大変上手に作ったのです!

 

ケーキの生地は今までにないくらい良く膨らみ、ふたの部分をくり抜くのも、クリームをスプーンで詰めるのも、注意深くていねいにやっていました。

 

声の出ない先生の話を何とか聞かなくちゃ!と、とても熱心に耳を傾けてくれていたのがわかりました。

いつもの少しがやがやした空気が、しーん、と静まり返るのもなんだかおかしな感じでしたが、ありがとう…

声が出ない分、できるだけテーブルを回って私が手を動かして見せたのも良かったのかもしれません。

 

今は、悪い魔法使いのおばあさんくらいの声は出るようになりました。

寒さに向かう折、皆様もどうかご自愛くださいね。