昨日のお菓子教室で作ったメニューです。
キャラメル味のパンナコッタは私の好みで何となくレトロに仕上げてあります。
もともと「パンナコッタ」と言うのは「生クリームを煮た」という意味があるので、キャラメル味にしたらもう「パンナコッタ」じゃないかもしれません。が、材料は一緒なのでいいかなあ、と。
試作を母に持って行ったら珍しくびっくりするほど「おいしい!」を連発。
何の知識も先入観もない人の「おいしい」は私にとってはいいお菓子のような気がするので、お菓子教室のメニューに入れたのでした。
幸い生徒さんたちにも大好評でほっとしました。
「サクランボを飾る、っていうのもいいですよね。サクランボ、かわいい!」
これは母も言っていたこと。
年齢関係なく、女子はサクランボがいいんです。私の独断。
レーズンサンドはさくさくサブレにホワイトチョコレート入りのバタークリームとラムレーズンをたっぷりはさんだお菓子。
いろいろなメーカーから売られていますね。大好きな人も多いと思います。
「自分で作れるなんて思っていなかったから、とっても楽しみでした!」と作る前から目がキラキラの皆さん。
作り方自体はそんなに難しくありませんが、小さいお菓子をたくさん作るのは意外と手間と時間がかかるもの。
頑張って作って、(写真にはありませんが)銀色の紙で包んでシールを貼ると、まるでお店で売っているみたいになるのでした。
「来月法事があるんですよ。なぜかいろいろ持ち寄るのが習慣になっていて、漬物とか?私はまあお菓子担当ですよね。今回、絶対レーズンサンド作っていきます。絶対みんな、黙る…」
「え、なんか戦いなのですか?」
「というか、年々みんな私に対してハードル上げてくるんですよ。だから今回はこれでどうだー!って。だって売ってるみたいでしょ。何にも言わせませんから!」
…どういう親類関係なのか、どういうスタイルの法事なのか、よくわからなかったのですが、どうか頑張って。
「みんな、いろいろ大変ねえー」byアユ。
じゃないです。
母の日に娘たちからもらった花の、カスミソウだけを取り出してバラバラにしているまさにその時を私に見られた瞬間でした。