お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

「食堂のおばちゃん」と「おばちゃんはプロ」

 

食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)

食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)

 

 たまたま夏に行った温泉旅館の小さな図書コーナーで見つけたのが、この「食堂のおばちゃん」です。

面白くて、帰ってから4巻全部買ってしまいました。

内容としては、東京の下町でおばちゃん二人が営む家庭的な食堂と、そこに通う人々の日常の出来事をつづった短編集なのですが、出てくる料理がおいしそうで、それもいいのです。

 

作者は、作家としてメジャーになるまでの何年間かを食堂のおばちゃんとして実際に働いていた人なので、仕入れとか仕込み、段取りなどの描写が生き生きしています。

巻末に何品かのレシピも載っているのも楽しいです。

 

恥ずかしながら、私の読書時間は寝る前の布団の中の何分か。

寝つきが良いのでさっぱりページが進みませんが、終わってしまうのがもったいないので、ちょうど良かったと思っています。

 

さて、おばちゃんはおばちゃんでも「お菓子の先生のおばちゃん」つまり私の話です。

 

今日も別の児童センターで子どもクッキングがあったのですが、ゴムベラでボウルの中身をきれいに寄せ集めるやり方を実際にやって見せた時、一人の女の子が「すごーい、先生プロみたいー」と言ったのです。

「はい、一応プロなので」

「…?」

こちらも「?」な感じ。

 

帰り際、厨房から持ってきた道具や型(児童センターの調理室にないもの)をしまっていたら、先ほどの子が「先生ー」と近づいてきました。

「お菓子屋さんみたいにたくさん泡だて器とかいろいろ準備するの大変だよね。しまうところとかね。」

「だから、先生プロだって」

「…え?本当にお菓子の?」

「えって、じゃあ先生誰だと思ってたの?もしかしてお菓子作りの上手な近所のおばちゃんとか?」

「うん」

うーん、まあどっちでもいいけど。みんなが楽しく作っておいしく食べてくれれば。

 

 

でも、一応プロだから、余ったスポンジと生クリームでこんなおやつも作っちゃうんだよ!…などと大人げないことを…