お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

茶飲み話は楽しいという話

母が施設を変えたいというので、いろいろあっての昨日が引っ越しでした。

なんだかんだと丸一日かかり、もしかしたら今日も何かあるかもしれないと、時間指定のない配達だけで後は何の仕事も入れませんでした。

朝いちのボイラーの点検だけはずいぶん前から決まっていたので、掃除機をかけながら待っていると、いつもお世話になっている水道屋さんのお兄さんがやってきました。

点検のついでに掃除もしてもらい、ずいぶん汗をかいた様子だったので、「熱中症には塩分だけじゃなくて鉄分も大事なんだって。鉄瓶で淹れたコーヒーどうぞ。」

次の仕事もあるだろうからと、移動中に飲めるように紙コップに入れたコーヒーを手渡しました。

「あ、いいっすね。鉄好きなんですよ」

「鉄が好き、とは?…まあ、よかったらどうぞ座って」

「やっぱりフライパンは鉄がいいと思うんで。味全然違いますよね?」

「!!! そ、そうですよね!」

分かってくれる人がここに…!

 

お菓子教室でフライパンを使うたびに、いかに鉄のフライパンが素晴らしいかを迷惑なほど語っているにもかかわらず、みんな「でも大変そう」とか「重いし」などと全く賛同してくれないのですが、主婦でも何でもない男性(たぶん独身)が鉄のフライパン愛を語ってくれるとは!

 

そこからはどんどん話題を変えながら、コーヒー1杯で気が付けば1時間ほど経っていました。

こんなことなら作り置きのお菓子も出せばよかったとか、ちゃんとしたカップでコーヒーを出すんだったとか、後からちょっと思いましたが、ふだん誰かとうちで気軽にお茶飲みすることがほとんどない私には楽しい時間でした。

 

母の施設に行っても、用事が済むとあたふたと「じゃっ!」と立ちあがる私に「待って、冷蔵庫に缶コーヒーあるよ」と言う母。

これからはなるべく、立ち話でもいいから話をしようと思ったのでした。

 

 

さて、人間だけでなく、猫も水分は摂らなくては。

「やーねー。リキったらなんで直接飲むのかなあ」(アユの心の声)

「手ですくってね、こうして飲むのが本当なんだから」