お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

丸くないスイートポテト

午後、私はお手伝いをお願いしている人と二人で、材料の計量や下準備をしていました。

あさっての子供クッキングの計量が終わって少したった頃、電話が鳴りました。

 

「あっ先生?もうみんなエプロンして待ってますよー。」

「へえ…あの、子供クッキングは18日ですよね…」

「あっ今日ですー。16日15時45分から…20名、全員参加ですー」

あわててカレンダーをみましたが、自信満々に18日15時45分と書かれていました。

今から段取りするのは、無理なこと。

 

「あの、子供たち待ってますー。予定のスイートポテトじゃなくても何でもいいです。お願いしまーす。」

どうしよう、さつまいも5キロは予め焼きいもにして持っていかないと時間内に収まりません。

焼きいもだけでも1時間かかりますから、今からは絶対無理。

 

「近所のスーパーで売っている焼きいもを集めるだけ集めて届けますよ。今電話して当たってみます!」

心強いスタッフの言葉に励まされ、他の材料や器具をバタバタと詰め込み、児童センターに向かいました。

どうか焼きいもが集まりますように、と祈るような気持ちで「こんにちはー、遅くなってごめんね!あっ、お芋は後から来るからね!」と始めました。

 

バターや砂糖。クリーム状になったら卵も加えて。それから型を天板に並べても、まだ焼きいもは来ません。

「先生、焼きいもはー?」

「そうだね、もうすぐ来ると思うけど…玄関で待ってる?」などと言っていたら、やっと到着!

ありがとう!とにかく急いで皮をむいてボウルに入れ、麺棒でドンドンつぶして他の材料と混ぜていきます。

 


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本当はこの写真のようにまんまるで、中からチョコレートがとろ~りと溶け出すスペシャルなスイートポテトになるはずが、とにかくみんなでスプーンで生地をてんこ盛りに型に入れ、チョコレートを押し込みました。

サプライズのはずのチョコレートはなぜか途中で浮き上がって丸見え、形も松ぼっくりみたいにツンツンしたりしていましたが、何とか完成。

 

子どもたちが本当に嬉しそうに「おいしい!」と食べている姿を見て、とにかくほっとしました。

 

帰ったら、仕事場がいかにも「あわてて飛び出した感」満載でちょっと笑いました。


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ケーキのデコレーションも慌てたせいか、何かでこすったあとが…笑ってる場合ではありませんでした…