お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

きゅうくつな着物

着物が大好きだ、大好きだと言っていますが、苦手なことが一つだけあります。
それは「半襟つけ」です。
半襟というのは、着物の下に着る長襦袢(ながじゅばん)に付いている衿のような細長い布のことです。
白が多いですが、柄物や色付きなどいろいろあります。


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直接肌に当たるので、汗やファンデーションで汚れやすく、その時はほどいて新しい半襟を縫い付けなくてはなりません。
ところが私は、お裁縫が大の苦手で、人の3倍は時間がかかります。
得意な人にとってはそれほど苦でもないようで、自分でスカーフや端切れを半襟としてちゃちゃっと縫い付けたりして楽しんでいます。
ファスナーでつけるタイプの襦袢と半襟のセットが売っていますが、揃えるのはちょっと大変そうです。


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最後の手段として、「安全ピンでとめる」という方法に挑戦してみました。
ろくに針仕事もできないくせに、なんか、安全ピン、邪道…などと思っていた私を変えたのは、先週の金曜に見たBSプレミアムの「美の壺」という番組です。

NHKの時代劇の衣装を担当している高齢の男性が、江戸時代の自由な着こなしを再現していました。
最後に「今の着物はきちんとしすぎててね、窮屈だよね」とおっしゃっていました。
そうか、じゃあもし江戸時代に安全ピンがあったら、「ラクだよね、これ」と喜ぶ人もいたのかも。
恥ずかしながら今までは1時間半くらいかかっていた半襟つけは、わずか5分に短縮されました。

参考までに(安全ピンを使う人がいればですが)手芸やさんで売っている、一番小さいピンがおすすめです。