お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

「これいいなあ、売ってないけど」

3回シリーズの「大人のお菓子教室」も今日が最終回でした。

 

 

今日はレモンケーキとオートミールクッキーを作りました。

3回通じて、作るのが楽しくて笑顔になるお菓子を選んだつもりです。

 

「このレモンの型、可愛い!どこで売っていますか?絶対孫にウケると思うの」

「あ、これは近場なら〇〇、安いのはネットですね」

 

「先生、前のゼリーで使ったシーラー?も売ってる?あれいいわあ、本格的な感じで」

「あ、あれはお菓子材料のネット通販で買いました」

 

「先生、あのくっつくラップ、とても便利ね。どこにあるの?」

「あれ、コストコで買いました。でも検索するとネットでも安く出ていると思いますよ」

 

「あー、じゃあ、あのお花模様の可愛いキッチンペーパーもそこらへんで売ってないんでしょう?コス、コス、なんだっけ、でしょう?」

「すみません、おっしゃる通りです。コストコで…」

ニコニコしながら積極的に質問してくれるのは60~70代の方達。

ネットだのコストコ(けっこう遠い)だのと答えるのがなんだか申し訳なくなってくるのでした。

 

でも、みんなが目を輝かせてくれる材料やラッピング用品や日用品、やっぱりネットやコストコで見つかってしまうんです…

次回は、なるべくみんなが行きやすいところでかわいいグッズを探して、情報提供をしよう!とそう思いました。

次回があるのかは未定ですが…

 

「先生、この間のラッピングで使ったハートのシール、あれもいいなあ。…売ってないんでしょ?」

「はい、売ってないんです。ごめんなさい!」

「やっぱりねえ、ネットなんだわね」

「いえ、あれは私がパソコンで作ってきました。だから売ってない…」

「まあ、あんな可愛いの、作れるの?へえー」

 

以前、娘に「ぷぷ、なにこれ?」などと言われた自作のシール、自信を無くしかけていたのでしたが、みなさんに可愛いと言っていただけて、心が暖まりました。

 

私の方こそ、楽しかったです。

ありがとうございました。

また来年もお待ちしております(だから未定だってば!)

 

 

 

 

週末のお菓子

週末はバースデーケーキやお祝いのお菓子を頼まれることが多いので、今日も朝から仕事場におりました。

でも、外は穏やかな秋空が広がっていて、窓から差し込む光のなんと美しいことでしょう。

この夏から山ガール(ガールはおこがましい)になった私ですが、今月はなかなか時間が取れず、「どこでもいいから山に行きたい…」とつぶやくだけでした。

 

「買い物のついでにでも、ちょっと歩いてくれば?」ともみじが言ってくれた(気がする)ので、出かけることにしました。

車で10分ほど走った住宅地の裏山が、遊歩道が整備されていろいろなコースが楽しめるらしい、と聞いていたので行ってみることにしたのです。

もちろん逆算して、お菓子の仕上げに間に合うように帰ってくるつもりです。

 

 

住宅地に囲まれているし大きい道路も走っている、と安心して適当に歩いていましたが、なかなか本格的。

ほとんどの人が池のほとりの道ををウォーキングしているようで、どんどん登っていくコースを歩いているのは私一人。

カサカサと落ち葉を踏む私の足音だけ。遠くに車やバイクの音がします。

あー、気分がいいなあ、どんどん登って気の赴くままに右に左にコースを変えて…。

ふと下を見ると、全然知らない大きな何かのタンクとか鉄塔、妙にのどかな畑のようなものが見えました。

 

そういえば、あちこちに伸びるわき道に標識はありませんでした。

どこを行っても、結局は同じ裏山の公園の敷地内なのだろうと思っていたのですが、ちょっと怖くなってGoogleマップで確認すると、えっ?

このまま進むと、とんでもなく遠いエリアに出てしまうことが分かりました。

あわててUターン、すると再びえっ?

半分葉が落ちた明るい林は、どこも道のように隙間があって、一瞬帰り道が分からなくなったのです。

 

侮れない…わずか1時間足らずですが、初心者山ガールは多くのことを学んだ気がするのでした。

 

「遅かったね。待ちくたびれちゃった」なんてね。待ってないけどね。いいけど。

 

 

洋なしのキャラメルケーキとおしゃれな猫


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先週に引き続き「大人のお菓子教室」が行われました。

洋なしのキャラメルケーキとラズベリーのティラミスが今回のメニュー。

まず最初にカラメルソースを作ります。

鍋にお砂糖とわずかな水入れて加熱し、茶色く焦がしていく、プリンでおなじみのものです。

 

ふと見ると、みんな手に木べらを持って、相当気合いが入っている様子。

「あの、決して鍋の中をかき混ぜないでくださいね。空気が入りすぎるときれいな液体にならないでボソボソの固まりができちゃいます。一部分だけ焦げたら、鍋をゆっくり回して全体を均一にする感じでオッケーです❗木べらは使いませんので、よろしくお願いしますねー」

 

そして早速カラメル作りが始まったのですが‥気がつくとあるグループのコンロからもうもうと煙が出ているではないですか❗

それなのにメンバー4人、黙ってじっと鍋を見つめているのはなぜ!!!

慌てて走っていって(元理科室なので広い)火を消して、「ど、どうして?」

 

「あらだって、混ぜちゃいけないって、ねえ先生が、ねえ」

そ、そうなんですけど、「もし焦げたら‥」という後半部分の説明は聞こえていなかったのか、または「混ぜてはいけない」という私の言い方にものすごいインパクトがあったのか、どちらにしても警報器がなる直前でした。

実際に自分の仕事場でカラメルを焦がし、「火事です‼火事です‼」という警報音を聞いた経験者の私にはわかります。

 

今度の火曜が最終回です。

色々な意味で楽しみです。

 

こんな調子でとにかくバタバタの1週間でしたが、私が大好きなブログのよんばばさんからステキな葉書が届いて、仕事の合間に眺めていました。

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なんておしゃれなのでしょう、猫も人も!

うちのネコたちとは佇まいが違います。

 


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「ああそうですか」

 

 

 

 

 

 

地味なお菓子、派手なお菓子

今日は11月らしく、「しみじみおいしい焼き菓子」がコンセプトのお菓子教室でした。

 

上は、ピーナッツバター&チョコチップバー。チョコチップのソフトクッキーの間に、クランチタイプの甘くないピーナッツバターが挟んであります。

家庭的なアメリカ菓子ですが、生徒さんたちが生地をていねいに重ねていったら、とても端正な仕上がりになりました。

味も抜群です。

 

そういえばid:URURUNDOさんが以前、「大好きなアメリカンチョコチップクッキーがうまく焼けなくて」とコメントをくださったことがありましたが、アメリカンクッキーは材料の配合より、焼き加減にコツがあるように思います。

コツは「焼きすぎない」こと。

焼き上がりがかなり柔らかい状態でいいのです。しっかり焼いてしまうと、どんなにリッチな配合でも、なんだかおもしろくない味になってしまいます。

アメリカンクッキー特有の「chewie(チュウイー)」つまり表面さっくり、中ねっとりの食感は焼き時間がポイントです。

 

それでも今一つ、その時はまたお知らせください。

原因を一生懸命考えてみたいと思います。

 

そして話が戻りますが、2枚目3枚目はリンゴのバターケーキです。

これはフランスの製菓材料メーカーのパンフレットに書いてあったイチジクのケーキを応用してみました。

たっぷりのバターとアーモンドパウダーが特徴のバターケーキ生地にカラメルソースを加え、深みを出しました。

パンフレットは実はナッツのペーストを紹介するもので、リッチなバターケーキに、さらにヘーゼルナッツペーストを加えたというのがもともと載っていたもの。

そのペーストをカラメルに置き換えてしまっているので、オリジナルとはずいぶん違っているかもしれませんが、これはこれで大好きな味に出来上がりました。

コクのあるケーキに、酸味の効いたたっぷりのリンゴで飽きがきません。

 

どちらも繰り返し作りたくなる焼き菓子ですが、見た目は地味、ですね。

 

 

そしてこれは、以前にも同じようなケーキをご紹介しましたが、「派手にお願い、還暦だから」と頼まれたものです。

紅白をイメージしますが、白い生クリームは赤い色がなかなかうまく出ないのです。

前回もそうでした。

今回は別の食用着色料を使ってみたけれど、うーん…

 

 

「どうすれば2色のお花に絞れるの?」と聞かれて言葉に詰まりました。

…じつは私のイメージは、真っ赤一色の花からピンク、白という単色のグラデーションだったのですが、なぜかこうなってしまいました。

 

不思議でしょ?絞りだし袋の中で何が起きたのかしら?などととぼけたことを言ってないで、練習しなくては。

 

 

 

 

 

「週末はギフトのお菓子」と「菊の羽織は母の形見」

この週末は快気祝いとか、パーティーのお土産など、小さいお菓子をまとまった量でご注文いただきました。

上はフィナンシェ、下はマカロンです。

 

フィナンシェとマカロン、共通点があるのです。何でしょう?

 

実は二つとも卵白と粉砂糖、アーモンドパウダーを使うお菓子なのです。

主な材料がほとんど一緒なのに、配合や加える材料で違った印象のお菓子になるのが面白いです。

 

それはいいのですが、卵黄が大量に余ってしまいました。

卵白が余ることはよくあるのですが、冷凍できるので有効に使い切ることができます。

卵黄は保存がききませんから、仕方がないのでタルト生地やスイートポテトなど、ふだん全卵を使っているところを卵黄で作ってみました。

妙にリッチな仕上がりですが、無駄なく使いきって満足。

 

 

 

パーティー会場に向かう途中でマカロンを取りに来た方の着物姿に惚れ惚れ。

深い緑色に大胆な菊模様の羽織がカッコよすぎです。

「小さいおうち」という映画の中の松たか子さんのコーディネートのようで、急いでいるところをつい引き留めて、写真を撮らせていただきました。

 

「これ母の形見の着物で作った羽織なんですよ。母は小さかったから、着物のままでは着られなかったので、羽織に作り直しました。」

「とてもいいですね!と天国のお母さまにもお伝えください。ぜひ!」

「ええ、もうそこで聞いて喜んでいると思いますよ」

 

着物大好き!のアユも大興奮!

ぐるぐる回るのはいいけれど、急に2本足でしがみついたりしたら大変なので、「アユもパーティーに参加しそうな勢いなので、じゃ、これで。どうか楽しんで」と。

さんざん引き留めたのは私の方なのにね。大変失礼いたしました。

 

初めての大人のお菓子教室

いつも小学校低学年のお菓子教室を行っている公民館で、「3回シリーズのお菓子教室を」という依頼があったのは春のことでした。大人向けの講座です。

10月末からということだったので、まだまだ時間もあるし、細かいことはゆっくり考えればいいや、とあまり深く考えずに引き受けたのですが、あっという間にその日が来てしまいました。

 

ギリギリにならないとアイデアが浮かばない、そして行動に移さない、けれど結局何とかなるから大丈夫、ということの繰り返し。

いつか何とかならない日が来る前に、もう少し何とかしなくては…本当にそう思います。

 

いつもは6歳から10歳の子どもたちが集まる調理室に、38歳から80歳まで集まりました。

メニューはかぼちゃのチーズケーキとミックスベリーのゼリーです。

ゼリーは透明な袋に入れてハートのシールを貼ると、「可愛いー、売ってるみたい」と大人気でした。女性はいくつになっても乙女なのです。

 

かぼちゃのチーズケーキは、「あら、白、黄色、白、黄色、だったかしら。黄色、白、黄色、白?」と生地を流す順番で混乱も見られましたが、交互ならどちらでも大丈夫と言うと、「やだー先生、先に言ってくれなきゃー」って、言ったんですけれど…

 

子どもたちと違って、順番でもめるとか、そんなことはもちろんありません。

 

逆に長年仕事も主婦も頑張ってきた皆さんなので、気が利きすぎて、

「ちょっとお待ちくださいー!その卵はまだ割らないでー!」

「ちょっとお待ちくださいー!ゴムベラまだ使いますから、洗わないでー!」

「ちょっとお待ちくださいー!予熱が終わっちゃいますからオーブン開けないでー!」

 

でも楽しい経験でした。

あと2回、たくさん驚いたり喜んだりしていただきたい。頑張ります。

 

 

 

 

 

りんごのバースデーケーキ


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煮た紅玉を薄くスライスして、バラのように巻いたバースデーケーキです。

 

去年、同じようにリンゴで小さなバラを作って3つくらい飾ったのを平蔵くんが喜んだと聞いていたので、じゃあ今年はもっと大きく、全面りんごのバラにしてみよう!と張り切りました。

 

調子にのって張り切りすぎても、あまりいいことがないと分かってはいるのですが‥

どうだったかな。

 

りんごを煮ていたら急に西日が差して、とても綺麗に見えました。


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ああ、秋ですねえ。

 

「そうですねえ」

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ちゃっかり娘の旅支度に入り込むリキ丸。

だめ~‼ と、あっという間につまみ出されて、リキ丸の秋の旅行計画は失敗のようです。