お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

オレンジのサバランとブルーベリーマフィン、そしてアユ

今日のお菓子教室ではオレンジのサバランとブルーベリーマフィンを作りました。

 

ブルーベリーマフィンは本場アメリカでは最もポピュラーなマフィンの一つです。

今日はそれにミント風味の生クリームをトッピングして「おしゃれカップケーキ」風に仕上げました。

写真ではわかりづらいですが、淡いブルーのクリームで、食べるとミントリキュールのほろ苦さと涼しさを感じます。

もしかしたら大人っぽい味かもしれません。

 

 

もう一つのオレンジのサバランは、しみこませるシロップをオレンジジュースとオレンジのリキュールで作った、さわやかなサバランです。

サバランはもともとキルシュ(サクランボのお酒)のシロップをたっぷりしみこませて作るパン生地のお菓子なのですが、いつの間にかラム酒のシロップがポピュラーになりました。が、実はそれは「ババ」と言う別の名前になります。

じゃあオレンジ風味のシロップを使ったものをサバランと呼んでいいのかどうか…などとややこしいことは置いておきましょう。

 

お菓子教室も無事終わり、みんなで片付けていると、「ねーねーみんな立ってるだけで暇なのー?じゃあさー遊んで!」とゴロゴロするアユ登場。

微妙に生徒さんの足にくっついています。

表情はいつもマジメ。

かすかに笑っているような…?

 

 

孤独登山女子と涼し気な和菓子

今日は友人たちと「気楽な低山登山、いつか3人で行きましょう」という話がやっと実現しました。

去年から本格的に登山を始めた初心者の私がリーダーの、レベルの低い山行ですが、登山の楽しみ方は色々。のんびり話をしながら、お昼時間もゆったりとってひたすら楽しい登山を目ざしました。

私は山ご飯として売られている、フリーズドライビーフシチューを試したくてジェットボイルというあっという間にお湯が沸く道具を持っていきました。これをスマートに使いこなすのが目標。(前回多少パニックあり)

友人は優雅にシャンパンを飲みつつ花や景色を堪能するのが目標。

もう一人の友人は茶道にはまっていて、大自然の中でお抹茶を立て、おいしいお菓子を味わうのが目標。

 

というわけで、友人が持ってきたスパークリングロゼで乾杯の後、私が何とか無事に沸かしたお湯でビーフシチューを作り(お湯を注いで混ぜるだけ)、食後は茶道の友人がお抹茶を立ててくれました。

青々とした牧草地や点在する牛を下に眺め、私たちを囲むように迫ってくる山々をまっすぐ見つめながら飲む抹茶のしみること…

 

教わったお菓子の名前は忘れてしまいましたが、はっかの風味のしゃりっとしたおいしいお菓子。

 

 

下山しながら、「それにしてもさー、リキ丸さんよく一人で山行きますよねえ。一人で面白いですか?寂しくないですか?」

「面白いよ。ものすごい解放感とものすごい緊張感がたまりません!」

「単独登山女子だっけ?私は無理無理。孤独登山女子になっちゃう」

「孤独登山女子?寂しすぎるネーミング、やめてー」

「はははは、じゃあ単独孤独登山女子!」

「長いんですけど…」

などとバカバカしい話をしながらあっという間に登山口に戻ってきました。

 

次回は9月、花の百名山に挑戦することを約束して解散しました。

単独登山女子も複数登山女子も楽しい!と言うお話でした(^^;

うさちゃんの袋とアユちゃんの靴ひも

この袋の話は以前にも書いた気がするので恐縮ですが…

 

児童センターのお菓子教室では、上手に作ったお菓子をおうちの人に持って帰りたい子がほとんどなので、お持ち帰り用の袋を用意しています。

 

お菓子のタイプによって、耐油紙だったりマチが広かったりといろいろ工夫して持っていくのですが、ダントツ人気がこれ。ピンクのうさちゃんのポリ袋です。

 

「わーい!うさちゃんだー!」とか、

「えー先生、今日はうさちゃんじゃないの~?」

と、男子にも女子にも大人気なのです。

しかも、私が行っている3か所とも。

確かに可愛いけれど、そんなにも?

今日の子どもたちは結び方を工夫して、結んだところがウサギの耳のような細長い感じにしていました。工夫してクマちゃんにしている子も。

「ほら、ほんとにウサギだよ」とはしゃぐ子どもたち。

なるほど、結び方で遊べるのが楽しいのか。やっと気がついた先生なのでした.

 

「…猫もいいわよお、可愛いわよお」

みたいな感じで私をじっと見つめるアユ。

登山靴の手入れをしている私の前にちょこんと座って可愛い…

 

 

 

なんてね。

目的は靴ひもなのでした。

「はあー、こりゃたまりませーん!!」byアユ。

猫のくしゃみとツツドリの声

来月若い人たちとけっこうハードな山に挑戦することになりました。

単独登山女子となって約1年。若いもんに迷惑はかけられないと、先日トレーニングも兼ねてとある山に行ってきました。

コースは4つ。一番一般的なコースは「駐車場がめちゃ混み&登りがキツイ」ので、ガイドブックを見て「距離はあるけど、きつくない」コースを選び出発。

それ、トレーニングになるのかな…

 

到着してみると、駐車場にはわずか数台の車しかありません。

なんとなく不安な気持ちになりましたが、熊鈴と蚊取り線香をザックに装着して元気に出発しました。

木漏れ日が美しすぎる林の中をゆっくりと登っていると、突然、脇の茂みから猫のくしゃみにそっくりな音がしました。

猫を飼っていないと「猫のくしゃみ」と言われても…ですね。

正確にはうちのリキ丸(オス12歳)のくしゃみなのですが、「くしゅっ!くしゅっ!」と、たしかにくしゃみだけれど絶対人間ではない、何か他の生物、それだけはわかる、そんなくしゃみなのです。

 

「だ、誰かいる」

それが小さい動物なのか、まさか熊なのか、全然わかりませんし、怖すぎてそちらを見ることもできません。目が合ってもいやだし。

車の数からして、おそらくこの近くには誰もいないでしょうから助けを呼んでも無駄でしょう。

「うーわー」と心の中で叫びながらものすごい勢いでかけあがり、息が切れるまで歩き続けました。

 

おかげで頂上に着いた時にはふくらはぎがプルプルでした。

登山口の案内板には「登り2時間コース」と書いてありましたが、1時間7分で到着。

こんなプルプルで下山が不安ですが、今来た道を戻るしかないのです。

これ、トレーニングになっているのかな…

 

そして先ほど謎の声を聞いたところの手前まで戻った時、「ほほっ」「ほほっ」というツツドリの鳴き声がしました。

低音で、なにか民族打楽器のような響きを持つこの鳴き声が、なぜか私は大好き。

深い森に住む長老みたいな感じが安らぐのです。

合いの手を入れるように、私も真似して「ほほっ」と言ってみました。

すると少しして「…ほほっ」と返ってきます。

面白くて、(どうせ人もいない道だから)大声でまた「ほほっ」

するとツツドリが「ほほっ」

 

いったいどこで鳴いているのでしょうか。

姿は見つけられませんでしたが、5分くらいも掛け合いをしながら歩いているうちに、怖ろしかったことも忘れてしまいました。

ありがとう、ツツドリ!やっぱり長老様なのかも。

 

 

 

今日はなぜかアユとリキ丸がいっしょにいることが多くて、珍しいことです。

 

 

 

その後行き倒れのようにそこらへんで爆睡。

リキ丸にくっついて歩いて楽しかったのか、まさか気疲れとか…

アユの考えていることがわかったら面白いだろうなあ。

 

夏になると食べたくなるコーンブレッドとリキ丸が食べてしまったもの

今日のお菓子教室のサブメニュー、コーンブレッドです。

アメリカのクイックブレッド(イーストを使わないパン)の一つです。

アメリカはトウモロコシの一大生産地。昔からそのトウモロコシを粉にして、パンやお菓子、マフィンなどに利用していました。

独特なコーンミール(トウモロコシの粗挽きの粉)の風味が何とも言えない素朴なおいしさ。私はバターを付けて食べるのが好きです。

 

作り方は簡単なので、夏休みのお昼に焼いて子どもたちと、気軽な友人への手土産にとどんどん作ってもらえたら嬉しいな。

 

 

 

 

この時期は、うちのフサスグリがたくさん実を付けるので、枝ごと玄関に飾っています。それを見て「植えてみたい」とおっしゃる生徒さんには若い枝を差し上げています。

深紅の実はとてもおいしそうですが、熟しても酸味が強いので、イチゴのない季節のケーキの飾りや、ジャムなどに利用しています。

 

 

7月はそんなことが何年も続いているのですが、なぜか今年になって、リキ丸が突然フサスグリに興味を持つようになりました。

…どうしたんだ?

よく見ると、食べていました。葉っぱを。むしゃむしゃと。

あわててリキ丸を引きはがす私。

猫がすぐりの葉っぱを食べていいのか、全然わからなかったからです。

猫が好むのはシュンシュンした尖った葉っぱ。

この美しい形の葉っぱのなにがリキ丸を引き付けたのでしょう?

 

毎回言っていますが、長く猫と暮らしていてもまだまだわからないことがいっぱいです。

 

もちぷっちの水まんじゅう

 スーパーで目に留まったこのパッケージ。

「…なんのミックス粉?」

 

よくわからないけれど、わらび餅みたいなもちもちの生地を簡単に作ることができそうです。

新しい素材、お菓子教室で紹介したら面白そう…

 

家に帰ってから説明をよく読むと、葛餅みたいなお菓子や、今大流行のタピオカ風の生地がレンジであっという間にできるようです。

タピオカは乾物なので、作るとなると時間がかかります。それが似たようなものをわずか20分足らずでできるとは!

 

いろいろ試してみましたが、和菓子がいいような気がします。小さな粒粒のタピオカのように作るのはかなり根気がいりそう。

水まんじゅうを作ってみました。

 

市販の餡を使えば、涼しげな水まんじゅうがあっという間にできてしまう…

作るプロセスも楽しいです。

 

暑い夏はこのようなミックス粉を使って手軽におやつを作るのもいいと思います。

それにしても面白い素材です。様々なミックス粉がありますが、和も洋もと応用範囲が広く、アイデア次第でどんどん面白いお菓子ができそうです。

 

これからも「え?」と驚く素材がどんどん出てくるのかもしれません。

親子で、友人同士で、楽しい時間を過ごすことができるアイテムならば、それも良いのでは、と私は思うのです。

 

 

キュウリにお味噌の子どもクッキング

一昨日は地元の児童センターの子どもクッキングでした。

「衛生上の理由」から、焼き菓子ばかりを作ってきましたが、夏だし、暑いし、何より子どもたちに「次は何を作ろうか?」と聞くと、毎回「プリン」とか「ゼリー」そして「アイス!」という要望がとても多いのです。

そんなわけで今月は児童センターの先生にかけあって、「ヨーグルトのキラキラゼリー」を作ることにしました。

 

 

写真は大人向けのお菓子講習会で作ったものですが、子どもたちも同じように、というかもっと大胆で楽しい感じに仕上げていました。

 

「先生、メンコちゃんゼリー余ったら食べていい?」

「…余らないよ?」

「多すぎて入らない分だよ!」

「全部入るよ。ちょっと足りないくらいだし」

「ちぇーっ」

(市販品を使うと予算が厳しい大人の事情)

 

時間内に固まるかどうか、ちょっとヒヤヒヤしましたが、なんとか間に合いました。

いつもは試食も我慢して、「5人家族だから全部持って帰るの」なんて泣かせることをいう子たちも、全員がおいしそうにその場で食べたのには少し驚きました。

 

そうか、子どもたちは本当に冷たいお菓子が大好きなんだなあ。

何年もやっているのに、今さらながら実感したのでした。 

 

その後のことです。

事務室で日誌を書いていると、目の前にラップをした小皿が置いてありました。

「先生、良かったらどうぞ。フェンスの所に植えたキュウリが豊作なんです。さっきもいで、お味噌をつけて冷やしておきました」

「え?敷地内で育てているんですか?」

「そうです。30本も40本もできるから、子どもたちも1本丸ごとお味噌をつけてぼりぼりかじっていますよ。走り回って汗をかくから、おいしいみたい。人気です。」

 

まるでトトロの世界がこの令和の時代の、街中の児童センターで…なんだか不思議。

それでは、と遠慮なくいただいたキュウリは、びっくりするほど瑞々しく、キュウリなのに後味に甘みが感じられて、さっきまで広い調理室を大声を出しながら走り回っていた私の体がすーっとなっていきました。

「とても、おいしいです。ありがとうございます。あのう、キュウリ作りのプロですね。失礼ながらびっくりです。」

「あははは。先生、もうね、YouTubeがなんでも教えてくれるので。来年はもっともっといろいろ挑戦しますから、楽しみにしてくださいね」

 

おやつに新鮮なキュウリをかじりながら、元気いっぱいの子どもたち。

ここ、いいなあ、と体は涼しく、心は温かくなった出来事でした。

 

ところでGoogleフォトから送られてきたアユのレイアウト写真。

「こんなのいかが?」

色々な表情のアユがいっぱいです。

すべて私が撮った写真なのに、Googleフォトが選んでレイアウトすると、なんとなく

「ちょっと違う感じのアユ」になっているのでした。

不思議。