お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

子どもクッキングが始まりました。

今年度も地元の小学生のための児童センター主催「子どもクッキング」が始まりました。

第1回目は、新1年生もたくさん来るので、できるだけ簡単にできるメニューにします。

今回は「ピーナッツバタークッキー」

クッキー生地にピーナッツバターが加わると、あまりべたべたしないので初めてでも作りやすいのです。

フォークで模様をつけて焼くのが楽しい。

「先生!メロンパンみたいなのも作ったよ!」と楽しそうです。

 

 

 

お手伝いに付いてくれた児童センターの先生が、「1年生も多いですし、片付けや洗い物は今回は私がしますから」とおっしゃいました。

なるほどその方がいいかもしれません。

 

ところが、「全部終わった班から順に、使ったものを流しに持ってきてねー。」と声をかけたところ、持ってきた3年生が、当然のように自分たちで洗い物を始めました。

あらあ、えらいなあ…とそばでボーっと見ていましたが、「あ、洗い物してない子はみんなの椅子を運んでね」とあわてて声をかけ、グループ全員が動くようにしました。

児童センターの先生も、目で「できるみたいですね、じゃあこのまま進めましょう」と私に合図して、お菓子教室はとってもスムーズに進んだのでした。

 

 

何回も参加している子どもたちが、去年のことをちゃんと覚えていてリードしてくれる…えらいっ!

すぐ感激するのはトシのせいでしょうか。

 

帰ってから、「次は何にしようかな」と考えながら片付けをしていると、部屋に入った夕日が流しの周りを照らしてとてもきれいでした。

ああ、きれい…

 

こんなふうにいい感じで一日が終わる、なんていうわけはなく、

 

 

母の日に娘たちが送ってくれた花束からカスミソウだけを抜き取って、玄関にバラバラに散らかしている人、いや猫を発見。

一応反省しているような表情のアユ。もちろんしていませんが。

「楽しく遊んで何がだめなのよお。お母さんコワい。やあねえ。」という心の声が聞こえたのでした。

 

レーズンサンドとキャラメル味のパンナコッタ

昨日のお菓子教室で作ったメニューです。

キャラメル味のパンナコッタは私の好みで何となくレトロに仕上げてあります。

もともと「パンナコッタ」と言うのは「生クリームを煮た」という意味があるので、キャラメル味にしたらもう「パンナコッタ」じゃないかもしれません。が、材料は一緒なのでいいかなあ、と。

試作を母に持って行ったら珍しくびっくりするほど「おいしい!」を連発。

何の知識も先入観もない人の「おいしい」は私にとってはいいお菓子のような気がするので、お菓子教室のメニューに入れたのでした。

幸い生徒さんたちにも大好評でほっとしました。

「サクランボを飾る、っていうのもいいですよね。サクランボ、かわいい!」

これは母も言っていたこと。

年齢関係なく、女子はサクランボがいいんです。私の独断。

 

 

レーズンサンドはさくさくサブレにホワイトチョコレート入りのバタークリームとラムレーズンをたっぷりはさんだお菓子。

いろいろなメーカーから売られていますね。大好きな人も多いと思います。

「自分で作れるなんて思っていなかったから、とっても楽しみでした!」と作る前から目がキラキラの皆さん。

作り方自体はそんなに難しくありませんが、小さいお菓子をたくさん作るのは意外と手間と時間がかかるもの。

頑張って作って、(写真にはありませんが)銀色の紙で包んでシールを貼ると、まるでお店で売っているみたいになるのでした。

 

「来月法事があるんですよ。なぜかいろいろ持ち寄るのが習慣になっていて、漬物とか?私はまあお菓子担当ですよね。今回、絶対レーズンサンド作っていきます。絶対みんな、黙る…」

「え、なんか戦いなのですか?」

「というか、年々みんな私に対してハードル上げてくるんですよ。だから今回はこれでどうだー!って。だって売ってるみたいでしょ。何にも言わせませんから!」

…どういう親類関係なのか、どういうスタイルの法事なのか、よくわからなかったのですが、どうか頑張って。

 

 

https://www.instagram.com/p/BxmjK7ZF9Jn/

「みんな、いろいろ大変ねえー」byアユ。

じゃないです。

母の日に娘たちからもらった花の、カスミソウだけを取り出してバラバラにしているまさにその時を私に見られた瞬間でした。

 

 

 

 

 

庭にあんパン

昨日の朝カーテンを開けると、庭の花の苗の根元に何だか変なものが置いてありました。

薄茶色のペタッとしたもの…薄気味悪いなあ、変な生き物だったらどうしよう…

というわけでぐずぐずして近寄らなかったのですが、母の病院や子どもクッキングで外に出ないわけにはいかず、しぶしぶ近よってみると、なんとあんパンでした。

なーんだ、じゃないよ!なぜあんパンが?

近寄ってよく見てみると、半分にちぎったような形で、どうでもいいけれど中は粒あんでした。

すでに小さなアリがたくさん集まっていて、触ったりひっくり返す気にはなれません。

 

母の病院の付き添いの行き帰りに「なんだろうね」とこの話をすると、

「不審者がうちの中を覗いてたんじゃないの?あんパン食べながら。それで見つかりそうになって慌てて逃げて、半分落としてったんじゃない?」

「…あんパン食べながら覗く不審者なんている?あんパンは刑事の張り込みでしょう?」

「刑事があんパンなら、犯人もあんパンだっていいでしょう」

「犯人じゃないでしょ。不審者って言ったじゃん」

 

不毛な私たちの会話をじっと聞いていた、介護タクシーの運転手さん(女性)が、「あのー、カラスとか、鳥系の仕業じゃないですかね…」とポツリ。

なるほど!

 

今日もそのままの状態で横たわっているあんパン。

どうかこのまま良い肥料として土と同化してほしいです。アリたちも協力よろしくです。

 

 

 

 

 

みんな不安だった?登山

しつこいですが、去年から主に「単独登山女子」として活動している私。

今日も朝早くから行ってまいりました。

 

知人に聞いた標高900メートル弱の里山は、変化に富んだコースと景色の美しさで「知る人ぞ知る」名山なんだとか。

「一人で登るなら、土日にした方がいいわよ。めったに人が入っていないけど、土日は必ず何人かいるから」

そのアドバイスに従って早起きして車を飛ばしました!駐車場には辛うじて2台。

…急に熊スプレーを忘れてきたことがものすごく不安になりましたが、最高の最高なお天気に気を取り直し、張り切って出発したのでした。

美しい新緑を浴びるように進んでいくうちに、なんだか新緑酔いを起こしそうなくらい、くらくらしました。そしてそれが楽しいのです。

誰にも会わなくても、全然かまわないな、と思いながら分岐点に差し掛かると、おじさんが倒木に腰掛けて水を飲んでいました。

私に気がつくと、「あーよかったー!他にも人いたー」と叫びました。

「いや、やっぱり誰もいないと不安になりますよねえ」

 

そう言われるとそんな気がしてきて、そこに頂上から下りてきた青年が合流すると、急にほっとしました。不思議です。

何度目かの登山だという青年に道のことなどを尋ね、「道はわかりやすいですから迷うことはないと思いますよ」という言葉に元気が出ました。

 

おじさんとは分岐で別れ、そのあとは誰に会うこともなく頂上へ。

思う存分眺望を楽しみ、のんびりお菓子を食べ、下りは別の道を行くことにしました。

最初は見晴らしのいい尾根伝いに歩いていて楽しかったのですが、沢沿いに下りたところで不審な人を発見。

登山道を外れ、林の中をゆるゆると歩いています。お互いの付けている熊鈴が交互に「ちりーんちりーん」と響き合うのがちょっと怖い…。

さっさと下りよう!私の技術と体力のできる限りを駆使して歩き始め、ふと左側の林の中を見ると、ちょうど私の真横に先ほどの人が!なぜ?林はショートカットなの?まさか私を追いかけてきているとか?

その人が小柄な女性だとわかって少しほっとしたものの、やっぱりできるだけ早く前に進まなくてはと焦りました。

 

ちょっと広場のようなところに出ました。

見渡しても方向を示すピンクのリボンが見つけられません。

どっちだろう、広いけれど道らしいものは、あるようなないような。もしかしたらさっきの女性の存在に焦りすぎてもっと前から間違っていたのかもしれません。

 

あのお兄さんは道はわかりやすいと言っていたのに…私には道が読めないのか…

一度少し戻ってからやり直してみよう、と振り返ると、さっきの林の中の人がこっちに向かって、今度は道を歩いてきました。

もう背に腹は代えられない、思い切って話しかけることにしました。

「あ、あのっ」(ちょっと声が大きかったかな)

「な、なんですかっ」(さらに大きい)

「これ、道はどっちでしょうか?」

「は?あっ、こ、こっち。右っ!」

 

驚いたことに彼女は動揺しているようでした。

何だかわからないけれどお礼を言い、彼女の後ろを歩き始めました。

途中で写真を撮ったり、石に足を取られたりしているうちに、彼女はもう見えなくなっていましたが、そのころにはもうすぐ終点とわかっていたので私もすっかり落ち着いていました。

(なんであんなに動揺していたのかな、まるで私が怖いみたいに)と先ほどの不思議な会話を思い出していた時、やっと気がつきました。

登山用のミラーグラスのサングラスをかけた私の顔、怖かったのかもしれません。しかも、まるで待ち伏せしていたかのように広くなった場所に立ち止まっていたのだから。

(な、なにこの人…)と不安になったのでしょう。私が彼女を林間の不審者だと思ったように。それにしても林の中の謎の行動は何だった…?

 

案外、単独登山はみんなそれなりに不安なのかもね。良かった…のかどうかはわかりませんが、面白い登山でした。

今度はどこに行こうかな。もうちょっとだけ人のいるところがいいかもしれません。

5台に増えた駐車場の車をながめながらそんなことを思いました。

 

 

 

モデル気取りのアユとチョコレートクリンクル、さらにウドのてんぷらときんぴら

今日のお菓子教室はアメリカのお菓子を二つ作りました。

そのうちの一つ、「チョコレートクリンクル」はチョコレートの風味が何とも言えない割に、作り方は簡単で、見た目もかわいいクッキーです。

みんなの瞳が「キラーン」と光った気がしました。

(これは簡単だわ)

(これ作ろう…)

という心の声が聞こえた、気がします。

1年を通じて、気軽に作れるおやつも、気合の入るデコレーションケーキも、時にはパンや和菓子も作りますが、最近ちょっと凝ったケーキが続いていたので今日は肩の力が抜けていい感じのようです。

なんでもメリハリが大事ですね。

 

ところで、そんなメリハリとか全く関係なく、生徒さんの気配を感じると全力で侵入を試みる、そんな猫がいます。

名前は「アユ」

 

今日も試食の時間に合わせたかのように、当然のように登場。

そして全方向から見えるように(?)テーブルの上にどどーんと乗っかり、「さあ皆さん、どこからでも撮ってくださってけっこうよ」と言わんばかりの表情なのでした。

 

ちやほやされすぎて眠くなっているところを「いい加減にしなさい」

と抱きかかえて部屋から出す私。

…そのまま熟睡してしまいました。満足したのでしょう。

 

満足と言えば、夕方お隣の奥さんから山ウドをたくさんいただきました。

今年もそんな季節がやってきました。

どこで採るのか、詳しいことはわかりませんが、ご夫婦で仲良く遠出をしている様子。香り高い野生のウドを今年も味わうことができて幸せです。ありがとうございます!

いつものようにてんぷらときんぴらを作りました。

写真も撮りましたが、なぜかGoogleフォトの貼り付けができません。

残念ですが、おいしかったことだけご報告いたします。

赤ワインが進んで仕方がないほどに。

 

 

 

 

 

 

ウーピーパイとアユの不思議

今日のお菓子教室では「ウーピーパイ」を作りました。

子どもが「うー!ぴー!」と喜ぶおいしさ!というアメリカの楽しいお菓子です。

様々なバリエーションがありますが、今日はチョコ味の生地に純白のバタークリーム、そしてオレンジ、イチゴ、ブルーベリーをサンドしました。

 

それなのに何と…きれいに仕上げられた写真を撮り忘れてしまいました。

これらの写真は私が過去に作ったウーピーパイです。

 

マフィンの生地に似ているので、本格的な味を追求するお菓子と言うよりは、素朴なおいしさのお菓子なのだと思いますが、かわいい&クリームいっぱい&パクっと食べられる気軽さ、楽しくないわけがないのです。

 

ところで、今日もお約束のように、最後にアユが登場。

そして珍しいことに続けてリキ丸が登場。

 

「わあ、リキ丸くんですね!大きくて立派ですね!」と言う生徒さんの言葉がわかるのかどうか、まんざらでもない様子です。

そこにアユがとコトコと近づいてきて、しきりにリキ丸のお尻の匂いをチェックしました。

 

「先生、なんで猫は他の猫のお尻の匂いを嗅ぐのですか?」

「うーん、相手の情報を一番得ることができるらしいですよ」

「はあ、でも顔見たら一発でわかるじゃないですか」

「…確かに…」

 

アユは特にリキ丸やもみじのお尻の匂いをチェックしたがります。

何年も長いこと一緒に暮らしている3匹。

アユは今さら何を得ようとしているのかな。もしかしたらただの習慣、挨拶みたいなものなのかな。

 

お恥ずかしいことですが、わからないことがいっぱいなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さなロールケーキのバースデーケーキ

10連休も後半ですね。

私はお菓子教室はありませんが、毎日配達の仕事をしています。

それでも娘がもうすぐ2歳の孫を連れて連休前半の4日間を過ごしていったので、超久しぶりにお弁当を作って近くの公園に行ったり、森の中のお気に入りの喫茶店までロングドライブをしたりと、ささやかながら楽しんでいました。

 

ところで連休前、お菓子教室の生徒さんから「施設にいるお義父さんがおいしく食べられるバースデーケーキを作っていただけませんか?」という相談を受けました。

お義父さんは最近手の力が弱り、お皿を持ち上げて食事をすることが難しくなってきたとのこと。

手でつまんで食べられて、でもちゃんとケーキで…そんなケーキ。

うーん…と考え込んでいたら、別の生徒さんが、「ちっちゃなロールケーキをたくさん並べたらどうでしょう?」

なるほど!いいかも!さすがベテラン!

ということで、そのアイデアをいただいて今日、作ってみました。

 

直径18cm、6号のケーキです。

果たしてお義父さんは喜んでくれるのか、食べやすい大きさになっているのか、とドキドキでしたが、さきほど嬉しそうにケーキを持つ写真とともに「大喜びで半分ほども食べました!」というコメントが送られてきました。

 

ああ良かった!

そしてこういう仕事をしていて良かった、とも思います。

写真の中の満面の笑みは、私まで幸せになるようです。

 

それはそうと、このケーキは形は違いますが、材料としては6号のデコレーションケーキ一台分なのです。

いくら食べやすいといっても、半分食べちゃうのは多すぎでは…?

だいじょうぶかなお義父さん…