お菓子とネコ、たまに着物

お菓子教室と予約販売をしているネコ好きの日常をつづっています

娘の修了式で失敗!

昨日は娘の修了式(卒業式)でした。

 

大学院の修了式なんて、いったい何人の父兄が参加するのかなあ…と全く乗り気のしない私に、「いいから行ってきなさい!」と母が何度も言うので、じゃあ…まあ…という感じで重い腰を上げたのでした。

一人でさっさと付け下げ(ややフォーマルな着物)を着て、朝の7時に美容院に出かける娘を見て、ちょっと無理矢理だったけれど、着付けを教えてよかったよかった…と思いました。

若い人が自分で着物を着れたら、かっこいいですしね。

 

いくら若いといっても、華やかなはかま姿で卒業式に臨むのは大学生までのようで、大学院の会場では私は見かけませんでした。

もはや最年少でも24歳の修了式。思った通りどちらかといえば入社式みたいにも見えます。

 

いろいろと軽い驚きがありましたが、総代として登壇する学生の中には、もはや後頭部が薄い人も一人二人ではありません。(い、いったいなぜ?そしておいくつ?) そう思っているのは私だけではないことが、会場の雰囲気でわかりました。

 

会場と言えば、予想に反して出席している父兄の数の多さにも驚きました。しかもほとんど両親揃っての出席です。身を乗り出して会場を見回すおじいちゃんおばあちゃんの姿もありました。

 

そんなわけで保護者席も満席で、「一同起立!」と言われるたびにコートやバッグをよいしょと抱え、お隣の方の肘にプログラムの端っこをぶつけて「すみません~」と謝ったりして…そして「礼!」の声に合わせてお辞儀をした時、突然、「こんにちは!リキ丸さん!何でも聞いてください!」という妙に明るい変な声が!!

「えええ何?」

 

非常にびっくりしました。どうやら動画を撮ろうと手にしていたタブレットから聞こえてくるようでした。

お辞儀をした拍子に、どこか変なところが押されてしまったようです。

慌てて覗き込むと、見たことのない画面、なんとなくGoogleっぽいけれどわからない…

だいたい音声はオフにしていたのに何で声がするのでしょう?

「どこか押しちゃったみたいで、すみません!すみません!」と小声でまわりに謝りまくりです。

「着席!」の声で椅子に座るまで、ぺこぺこぺこぺこしている私の姿は壇上の先生たちから見たら非常に滑稽だったかもしれません。

 

娘から、学生たちの席の方には全く聞こえなかったと聞いて本当にホッとしました。

 

小学校の時はそのままみんなお隣の中学へ、中学校の時はそのまま同じ地域のそれぞれの高校へ、でも今回は、いろんなところからやってきた子どもたちが、それぞれの場所へ、遠くへと旅立つのだと思うと、ちょっと泣きそうになりました。思いがけないことに。

 

無事に終わったそのあとからどんどん寒くなってきて、今日は1か月くらい逆戻りしたかのようです。

寒くても、暖かくても眠いアユ。

私も久しぶりのセレモニーで疲れたかも。いっしょにごろごろしたい。

 

タキシードケーキはとんでもないことに

今日のお菓子教室は「タキシードケーキ」

何度も試作を繰り返し、やっと決まったレシピです。相当美味しいと思っています。

実際、オーブンからはうっとりするようなチョコレートやバターのいい香りが漂ってきます。

中にはさむクリームは、相当リッチなガナッシュ(チョコレートと生クリームを合わせたもの)と、もうひとつはコンデンスミルクを使った、ミルキーなバタークリーム。おいしくないわけがありません。

 

なのに、ケーキ生地として焼いた、アメリカのチョコレートケーキの一種、「マッドケーキ」を3枚にスライスしていた時、生徒さん全員が悲鳴を上げました。

「せ、先生、く、崩れます!」

 

何故か3枚のうち1番上のケーキがほろほろとひび割れて、ジグゾーパズルのようになっていました。

…なぜ?

試作の段階でこのようなことはなかったのですから、私もびっくりです。

 

でもたぶん、クリームが濃厚なので、パズルのようなケーキもうまくつないでくれると確信し、「ああ、大丈夫ですからあわてないで」なんて内心の動揺を隠して言いました。

トシを取るって悪くないなあと、こういう時に思うのです。

お菓子教室を始めたころの30代の私なら「あ、あれ?あれあれ?」なんていうことになりかねませんから。

 

 

今日の生徒さんがベテランぞろいということもあり、美しいタキシードケーキができあがりました。

プロセスが山あり谷ありでも、最終的に上出来ならノープロブレムといたしましょう。

 

写真の白いケーキは、ホワイトチョコレートで作ったマッドケーキです。

ちなみにマッドケーキのマッドとは、「mud」、泥んこのことです。

アメリカ南部がルーツの、濃厚なチョコレートケーキです。

ホワイトチョコを使った応用編はYouTubeで知りました。

長くお菓子に携わっていますが、知らないことがいっぱいあります。それも楽しい。

まだまだ出会えるお菓子がたくさんあると思うとワクワクするからです。

 

春らしさいっぱいのお菓子教室

今日はなんと午前も午後もお菓子教室がありました。

 

今回は材料の種類が多くて、準備をしながら(絶対なにか間違う自信がある!)などと思ってしまう…

 

一番上の写真は「お花のダコワーズ

ふつうは楕円型に作るダコワーズを、桃か梅か桜のように絞りだして焼いてみました。

ピンクの着色が可愛くできてよかったです。

過去には「ほんのり」しすぎて何色なのかよくわからないものや、「バッチリ」しすぎておもちゃのようなものなど、いろいろあったのでした。

 

中に挟むクリームはおいしいコクのあるバタークリーム。キルシュという、サクランボのお酒で風味をつけて、ちょっと桜餅っぽい風味のあるクリームになりました。

うーん、春。

 

もう一つは「ウィークエンド」というレモン風味いっぱいのパウンドケーキです。

名前は英語ですが、フランスのお菓子。楽しい週末にお似合いのお菓子だとか、週末のお出かけにおいしくて持ち運びも楽で日持ちもいいからとか、名前の由来は諸説ございます。

雛菓子のゼリーや金箔で楽しく飾ってみました。

うーん、春。

 

午後はシュークリームとヨーグルトと生クリームのゼリーでした。

シュークリームは作ったことがあるけれど「ふくらまなかった」経験有りのみなさんに、できるだけ丁寧に説明をしました。

クリームは、今回はカスタードクリームにたっぷりのホイップクリームを加えて、ふわっと感とコクをプラスしてみました。

うーん、春。

 

「先生、こんなにいっぱいのクリーム、絶対入りません!」

「いえ、入ります」

 

「先生、ふたが閉まりません!」

「いえ、閉まります」

 

私はシュークリームのクリームはたっぷりが好きなので、おいしいクリームを限界まで詰めてもらったのでした。

 

春らしいきれいなお菓子と一日中向き合っていて、気分はすっかり春になりました。

が、反動?でしょうか?

夜ご飯はピリ辛ビビンバ…

 

苺のタルトとジャンドゥーヤのタルト

めったにないことですが、今日は個人レッスンのお菓子教室でした。

 

「どうしてもタルトが上手に作れないのです。タイプの違うタルトを二つ教えていただきたいのですが」というお電話をいただいたのは10日くらい前だったと思います。

何種類かご提案したところ、「苺のタルトとジャンドゥーヤのタルトで」ということで、さっそくスタート!

苺のタルトは、空焼したタルトにカスタードクリーム、苺、そして隙間を埋めるように生クリームを絞り出します。

 

ジャンドゥーヤの方は、同じく空焼きしたタルト生地にジャンドゥーヤのクリームを流し、固まるまでもう一度焼き上げて、仕上げにジャンドゥーヤのガナッシュをかけます。

 

全くタイプの違う二つのタルトを前に本当に嬉しそう。

 

今日いらした方は食品加工の工房を経営しているとお聞きし、道理で手際が良く、なにかこう「やる気」がみなぎっているわけだと納得。

周囲に果樹農家も多く、新鮮な果物などを使ったお菓子も直売したいという明確な目標を持ってうちに来てくれたのでした。2時間近く運転して。

 

そういう方に教えるのはとても心弾むのと同時に少し緊張もします。

コーヒーを淹れて試食の準備をしている頃になって、のこのことアユが登場し、雰囲気がなごみました。

聞けば、2匹の犬を飼っている動物好きの方で、本当は猫も大好きなのに家庭の事情で飼えないとのこと。

お菓子の写真と同じくらいアユの写真も撮っていました。

 

「あたしもいい仕事するでしょ」とでも言いたげな、なんとなく人くさい表情のアユ。

 

お疲れ様!

たいへんな一日といい感じのリキ丸

今日は配達2か所、お菓子教室のための準備、親戚への手土産のケーキなどあわただしい中、右手の手術で入院していた母の退院で、病院と施設を往復もあって、よくわからないくらいバタバタな日でした。

 

母の手術は2泊3日の簡単なもので、なんの心配もなく退院するはずが、時間通りに病院に行くと、(生理食塩水の点滴のせいで)おしっこが近くなった母が、「不安だからもう1泊したい」と言い出して、看護師さんや介護タクシーのドライバーさん、会計事務の方を困らせていました。

 

もう1泊ってホテルじゃないんだから…

母は高齢ですが認知症はありません。が、ちょっとパニックになっているようで、理屈っぽくわがままで、人の話は半分しか聞いていない感じ。

「トイレが近いのは点滴のせいで、夕方には通常に戻るってよ」と言って、片付けや手続きをどんどん進める私の態度が気に入りません。

 

2年近く介護(と言っても施設にお世話になりながら)していて、初めて「はあ、くたびれる」と思いました。だめですね。

 

夜、「ねえ、抜糸の日ってちーちゃん(私の娘)の卒業式の日じゃない。悪いわよー。ヘルパーさんについていってもらうから、あんたは卒業式に行きなさい」と機嫌を直した母からの電話にも「…いいよ別に」と言ってしまう。だめですね。

 

そんな私を慰める気は全くないにしても、ヒデヨシだったリキ丸と、もみじの心温まる?寝姿を目にすると、心の底からホッとするのでした。

 

猫って…

決まらないタキシードケーキ

コストコで有名な、白と黒のコントラストが美しい「タキシードケーキ」を、家庭でも作れるようにいろいろと試行錯誤しています。

 

「お菓子教室のメニューにする」と生徒さんたちに宣言した手前、とにかく完成しなければと少々あせり気味。

スポンジはやめて、アメリカのマッドケーキ(マッド=泥のこと)にしたらいい感じ。

だけどこのチーズクリームは平凡だなあ、コストコのはホワイトチョコも入っていたっけ…うーん、どう作るのかわからない…などと、混乱状態。

 

そんな昨日、娘が「え、おいしいよこれ」

「え?」

それは朝に自分で食べて「だ、だめだ…」と思ったバージョンでした。

私が食べたのは冷蔵庫から出したての冷たいもの。娘は冷蔵庫から出して半日くらい経ったものを食べたのでした。

もしかしたらと思い、今日は私も室温のケーキを食べたら「…おいしい」

 

これは、何かが見えてきたような、逆にさらに複雑な状況になったような。

 

「お布団の中でゆっくり考えたら?」

先ほど組み立てた新しい爪とぎを独り占めして、ぷうぷうと寝息のような音をたてるアユに言われても…

 

 

 

リキ丸はヒデヨシ

かごの中のもみじの体勢がなんだか不自然で、「?」と後ろに回ってみたら、

 

なんと「オレ様」な感じのリキ丸が…

 

まるで「アタゴール」のヒデヨシみたいです。というかそっくり。

 

 

重たくて迷惑なら逃げ出せばいいのに、とどまっているということはそんなに嫌じゃないのかな。

でも顔は迷惑そう…

と、もみじの気持ちを考えると、頭の中がグルグルして結局いつもわかりません。